絵本の魅力 生活の中で活かせる♡
我が家は寝る前に、絵本の読み聞かせでスキンシップ♡
今、2歳4ヶ月の娘。お気に入りの絵本は、、
昨日は先に娘が一人で読んでいるではないか?!
〈本人はこう読んでいるつもりですが、初めて聞く旦那には多少の通訳が必要です〉
なんて可愛い姿??これ、私や息子が読む真似してるじゃないかー!!
思わず、写真を撮りました♡
絵本の紹介「ねずみくんのチョッキ」
小さなねずみくんシリーズのお話です。
お母さんに編んでもらったチョッキを着て、ぴったり似合う♡と満足気です。
そこへアヒルがきて、
「いいチョッキだね。ちょっときせよ」と言う。
ねずみくんは「うん」と貸してあげます。
アヒルは「すこしきついがにあうかな?」と着てみるのです。それから色々な動物が出てきては借りて着てみます。
■ ■ ■
その繰り返しが2歳でも理解しやすく面白い!
次つぎにどんどん大きい動物に試着され、ぞうは画面をはみだすくらいの勢いで描かれていますので絵から色々と読み取れます。
最後はひものようにのびきったチョッキをひきずり、しょぼんとしたねずみくんの姿、、、。
なんだか、切ない。
いつもこのページで息子は、
とか
といいながらめくっています。
私が好きなのは言葉はないけれど、ねずみくんはのびきったチョッキをゾウの鼻にかけて楽しくブランコしているページ、、なんだかほっこりして終われます♡
この絵本「ねずみくんのチョッキ」から楽しんで学べるものは、、、
専門的に言うと、
ものを借りるということ、貸してあげるということを、絵本を通じて学べます。
他人の持っているものに興味関心をもち欲しくなる、、。
なんでも他人のがよく見える時期ってありますよね。そんな自分の気持ちを子供自身が重ねながら、絵本の展開を楽しめたりもするはずです!
あくまでも私が感じていることなので、参考までに、、♡
子どもへの絵本の読み聞かせの方法
子どもへの絵本の読み聞かせの方法は、その時の状況で変わると思います。
ただ、お母さんが読んであげる読み方に、決まりなんてない!!
読み手が楽しんでいたり、読み込んでいたり、その時の心の動くままで良いと私は思っています。
専門的な読み方は幼稚園や保育の先生や、図書館の読み聞かせを聞きに行った場所でプロにしてもらうのでやってもらいましょう!!
幼稚園の先生だった私が当時学んだ「絵本」の効果
もともと絵本の効果へ興味はあったのですが、
当時幼稚園の先生をめざしていた私は、絵本について詳しく領域言葉 という授業で学びました。
「子どもの言葉 理論編」(幼児教育法講座)
という本の中の、
ことばを育む楽しい演出法「絵本」という箇所です。
簡単にいうと、読み聞かせは、絵本の、作者・画家と、読み手、聞き手の、三者の相互作用で成立する。
画家の描いた絵が伝える世界を、読み手自身の鑑賞によって感じ取った世界を音声で伝達していく。
そこには大幅に読み手の感情が入りこみ、感情移入がなされているはずである。
したがって、聞き手である子どもに混乱が生じないよう、すなおに伝える必要がある。
一方、子どもの方は単に「読み聞かせてもらう」といった受身的な姿勢ではなく、子どもなりの理解力をもって集中して聞き、表情、仕草、さらにことばで活発に自分の鑑賞の度合いを表出してくる。
読み手にはその状況を感じとって、読み聞かせの中で、絵本の中身をふくらませる感性が要求される。そして、その作用が一体化したとき、一冊の絵本は素晴らしい想像世界として共有され、新たな経験の媒体となるに違いない。
絵本の秘める可能性
たかが絵本、されど絵本。こうやって、違う角度から学術的に絵本を分析してみると、その効果の大きさ、絵本の秘める可能性は想像できると思います。
これはもう、経験を積んで身につける世界でありますでしょ?!
そもそも、絵本の読み聞かせは難しいものではなく、お母さんは楽しけれりゃ十分!!
絵本を子供と一緒に楽しい時間になればそれが素敵なひと時です。
ただ、、、専門知識も知ってて損はありません♡
幼児教育グッズや教室にお金をかけなくても、絵本を読み聞かせながら子供と向き合う。
もっといえば、「子どもの理解力」「子どもの集中力」「子どもの鑑賞力」に向き合うという事です。
子どもの感性を、楽しんでコミュニケーションを取りながらはぐくめるのが、絵本です。
絵本の惹きつけ方や楽しみ方は自分が楽しけれりゃ、子どもも喜ぶはず!
例えば、、、我が家の絵本の読み方
我が家の2人がハマっているのは、動物になりきって読むこと。
私がやったら気に入ったようで自分のイメージを膨らませて。やってみています。
例えば、
■猿は猿のイメージの声。息子が読むと、ちょっとキキーっと言いそうな雰囲気!寧ろ飛びそう、、
■象なら太い低いドシーンっとした感じ。しかもすごいどーしても着たい感じの声!
イメージ湧きますか??
「うん」だけでも、明るい声、困った声、小さな声、それだけで、全然雰囲気がかわります。
明るい声だと、いいよー!!という感じに聞こえる様子。
小さな声だと、「恥ずかしいのかな?」と言ったりします。
同じ、「うん」でも、読む日によって子供に違うイメージを与えることもできます!!
そっけなく読めば怒った感じにも聞こえます。
それが面白い♡
楽しく読んでみたり、時には淡々と読み聞かせてみたり、、、。同じ絵本を、敢えて違う読み方で読むことで、それが子どもの興味を引いたりすることもあります。
お膝に乗せて読んであげるとスキンシップにもなります♡
読み聞かせを聞くだけだった子供が、一緒に横に座って子供が私に読んでくれたり、、
成長を感じます。
絵本が生活の中にあると使える!!
幼稚園の先生だったという仕事柄、絵本はかなりたくさん持っています。
それに私自身、絵本が大好き♡
絵本については、
学校で学び知識はありましたが、働いて子供との関わりで身をもって絵本の素晴らしさを感じました。だから、これはお母さんになっても使える!!
と、おもっていましたので、我が家にはごく自然と生活の中に絵本があります。
何が使える??
難しい効果とかではなく、私自身の感覚的なものですが、生活の中に自然と絵本があれば、
- 親子で楽しめる!同じ時間を、共有できる♡
- 時には自分の気持ちを絵本に代弁してもらい助けられたり、自分のモヤモヤを絵本によって解決してもらえる。温かい気持ちになれる。。
- 時間の区切りに使用できたり、スキンシップの時間にもなる!!
など、良いことだらけ♡
子育てに行き詰まった時に、絵本によって親子で救われることさえあると感じています。
感覚的すぎてわかりにくい?!かもしれないので具体的に絵本と一緒に第2段でくわしく紹介します!
よければ引き継ぎお読み下さい♡
図書館などで絵本を借りる時
図書館などで絵本を借りる時、我が家は子供自身が好きなのをそれぞれ、3冊くらい選んでいます。
息子は決まってトーマスや電車、車、最近は100階建シリーズ。
娘はこの前はミッフィーちゃん、、
まぁ自由です!
私も、こんなん面白いなと思ったのを選びます。
そして、私が選んだのは特になにか言うのでもなく二人が選んだ本と一緒にごく自然と図書館で借りた本をしまう場所に置いて馴染ませています。
息子はわりと
などと言ってくれたりします。
目に止めてくれない時は読まずに返したり、しつこくまた借りて置いといたり、、笑
私が読んでいる姿をみせたり、、しています。
大人がいいと思う本と子供が読みたい本は違いますが、、
と、教えてあげれるのもお母さん♡
それを置いてはみるが、あとは子どもが好きなように、自然に任せている私です。
専門的な絵本の読みきかせの効果についてはこんなのがありますので、読んで見てください!
http://www.p.u-tokyo.ac.jp/lab/ichikawa/johoka/2008/Group3/yomikikase_eikyou5.html