我が家の寝室には断捨離前から物は置いてない!
理由は、阪神大震災を経験したからかもしれない、、、
私は10歳の時に神戸市灘区で被災しました。
マンションに住んでいましたが、横揺れからのすごい縦落ち、さらに横揺れがきた阪神大震災。揺れの後、すごい雨が降ってる、、と思ったのが、まさかの、マンションの外壁でした。
リビングにあったテレビが玄関まで飛び、造り付けの食器棚まで倒れていた。
勿論床は割れた皿や色々な物でぐちゃぐちゃ。まず、玄関まで行けない。。。マンションは斜めに傾き重さで玄関の鍵が開かなくなった、、。
目が悪くて母は普段メガネをかけているのに、そのメガネすら見つからなかった。かなり視力悪いはずなのに、、、
人間凄いもので、あの時はなくても見えたらしい、、笑
未だに笑い話にでてきますが、落ち着いてきたら見えなくなってきたけど、あの時は確実に見えていたそうです。
まったく意味がわからないかもしれませんが、それほど気を張っていた母。
母は偉大です♡
どーやって傾いたマンションから逃げれたかというと、ご近所様の力です!!
人との繋がりほど大事なものはない!
マンションに大工さんが住んでいて、おっちゃんはあの大変な中、大工道具を持ち
「皆んな大丈夫か??」
と回ってくれていました。すごいですよね、、
自分も大変なのに、神のように見えました。
全然大丈夫じゃない我が家は、
開かない!!と叫び、おっちゃんとトイレの窓から会話。
ベランダからは、お隣に鍵が開かないことを伝えていたのでベランダの壁を壊そうと大学生の息子さんが頑張ってくれていました。
私たちも挨拶をしたりはしていましたが、両親はちゃんとご近所の方々と日常的にコミニケーションをとってくれていたことにただただ感謝でした。
最終的に、おっちゃんがトイレの小さな窓を取って通り抜けてくれて、玄関を開けてくれ助かりましたが、同時くらいにベランダの壁も通れるように壊してくれ、無事家から脱出!
小学校に避難しての生活がはじまりました。
書くときりがありませんが、給水車が来たのは次の日のお昼すぎ、、顔が洗えただけで幸だったのを覚えています。
当時はたぶん目の前のことに必死で大変という感情よりも、皆んなでなんとか協力して生きなければ、、と10歳なりに思ったという感じです。
辛い記憶では決してなくて、人の温かさや繋がりの心強さ!!が残っている私です。
なので、地震じゃなくても、困った時に助けてって言える関係をなるべくたくさんの人とつくっておくべき!!と常々思っています。
地震以来母はタンス部屋を作りました。
万が一揺れた時にそこにいても、タンスとタンスで隙間ができるはず!!と、全面タンスが置いてある部屋になっていました。
物を置かないと寝れなくなってきた時期には、せめて寝ている頭には物が倒れないように配置。
そんなこともあり、結婚して、子供が産まれて、私が一番にしたことは寝ている部屋にはなにも置かない。
意識していたわけではないですが、
自信が持てなかったのです。
せめて、寝ている無防備な時に、上から降ってくる危険な物はなくしておこう。。
旦那さんもなんとなく私が地震を経験して大変だったことはサラッと知っていたので、
「置かないなんて無理じゃない??」と思ったかもしれませんが、特に深く理由も聞かずにいてくれたのは、彼なりの優しさかな?と思っています。
で、我が家の寝室は
そんな理由で、我が家の寝室は
- スノコに布団!!
- 嘔吐セット
- 絵本置き場
- ティッシュ
- ゴミ箱
です!
収納には何を入れてる?
寝室にも収納が作られています!!
重さのある物は一番下に。
上には、子ども達の作品など、一応軽い物を入れています!!
収納を活用しないと勿体無いのですが、上には落ちてきてもまだ軽い物をしまうようにしています。
地震で揺れて落ちる時って、想像を絶する勢いで降ってくる可能性があります。
軽い物でも、勢いがあるとかなり痛くないですか?
まして、予想外な時に想像できない揺れが急にきて避ける事ができるか、、、私の反射神経では無理!!ということで、
優先順位的な理由でこうなりました。
まだ子供も小さいので、、、自分の身を守れるように、一緒に防災の日に練習したりしています。
親が子供を守る方法。
ダンゴムシポーズのご紹介
地震の避難訓練や幼稚園の防災などでやってる所もあるかと思いますが、
ダンゴ虫ポーズがあります!
親が子供を守る場合
親が子供を守る場合はこうなります!
子供全体に覆いかぶさって、落下物や障害から守ります。お母さんも、なるべく頭を下げて小さくなります。
子供たちだけの場合
子供だけだと頭を守る!
兄が
と、私の真似をしてくれました。
可愛い♡兄の愛を感じずにはいれない、、、!!ただ、守りきれてないかも、、
形としては、
- 1.子供と向かい合わせになる
- 2.大人のお腹あたりに、子供の頭が入るようにして子供もちいさく丸まる
- 3.子供のお尻を抱えるように体をまるめる
- 4.大人が子供に覆いかぶさるようにする!
子供自身がそれを知っているか、経験したことがあるか、、が実際に起きた時に差がでます!!
これぞ、経験。
子供と遊びながら日常で訓練をしましょう
いきなり知らないことはできませんが、うっすら知ってるだけでも案外役にたちます!
是非遊びながらやってみてください!
寝ている時にはまだこちらが配慮すべきかな?と思っていますが、日常生活をしている時間なら、我が家の二人は揺れたら鍵あけて机の下に隠れる。おさまったら廊下にいる!を練習してます。
脱線しましたが、
だから、、我が家は闇部屋!いえいえ荷物部屋があるのです!
(ちょっと言い訳♡ですね。)
ここも今片付け中で、コタツ机を処分したり、私の私物もかなりサヨナラしています。
ただっと書きましたが、
神経質になる必要は全くなく、地震を怖がる必要も全くないです!
安全グッズも沢山商品がある世の中ですから家庭にあった生活をして、楽しく安心に暮らすのが一番です!
一人部屋になったら物無し。なんて無理!無理!
いつまでも物無しにするなんて不可能です。
無理無理!!笑
なので、一人部屋になった6年生から、私は倒れてきても足になるように本棚やピアノなどは配置していました。
実家はタンス、食器棚には突っ張り耐震。
安全グッズチェックしてみて下さい!
防災グッズ(アマゾンのページ「防災グッズ」にリンク)
それに、予防するだけで、実際にきてみないとわからないのですから、、、。どんなに対策していたってまったく無意味かもしれません。
ほんとに、、、自然にはかなわない!
最終的には本能に任せるのみ!
そう、直感!!です。
ただ、物がありすぎるより、スッキリしていた方が動きやすい、、のは日常でも同じ♡
です!
人との繋がり♡さえあれば生きる力になる
子育てもですが、大変な時こそ、人との繋がりがどんなに心強いか、、。
ライフラインがなくなって一番助け合えるのはご近所なのです!!
結婚してから、ご近所づきあいに意気込むが、、、
私は結婚したら、絶対ご近所付き合いはしっかりしよう!!と意気込んでましたが、実際は子供が産まれるまでは、働いていたりすると出歩く時間が違ったりしてか、全然人とも会わず。
もちろんお隣さんや下の方には、ご挨拶しましたが、他に知り合いも増えずの数年。
子供が産まれて、子供のおかげで知り合ったママが沢山いて、え?マンションにこんなに人いたの??となりました。
産まれてからも私、引きこもっていた。
半年くらい、孤独な子育てをしてました。
色々なことが次々に起こる日々、夜中も寝ずに泣き叫ぶ我が子を前にただ必死。。
旦那との、関係も崩壊寸前でした。
ママからの、手紙の記事あります!赤ちゃんが何をやってもひたすら泣き、私まで泣いていた時に届いた手紙★
それを知ったあるママ友は未だに
「もっと早く出会ってたら大変だったときに、keiを助けてあげれたよね、、、」
と言ってくれます。
そのたびに涙がでる私。
彼女には沢山沢山救われていて、彼女と出会えたことで二人目を考えられたほど。
時に厳しく指摘もし、鋭い意見も必ずしてくれるので有難い存在です。
ママ友もうまく付き合えば本当に戦友のようにものすごい力とパワーをくれます♡
子育てしていて、孤独がなにより辛い。
辛かったなーあの時、、、。
世間ではご近所づきあいのトラブルも聞くけれど
色々難しい世の中で、
- ご近所付き合いはない。
- ご近所付き合いが難しい、、、。
- 子供の足音が煩いと苦情を言われ肩身が狭い生活をしている、、。
など、難しい問題もある地域や場所のママの話も聞きます。
核家族化が進み、共働き家庭も増え、コミニケーションの形も変化している。
知らない人だけじゃなく、知ってる人でさえ信じてはいけないと子供に教えなくてはならない怖い事件があったりもすることがなにより悲しい。
だからこそ、人と人の繋がり
リアルな温かい繋がりが、子供にも大人にも必要なんじゃないかなーと思っています。
なんの話かわからなくなったのですが、、
生きてるって素敵!
人って温かいよ♡
繋がりっていいもんだよ♡
そんなことも発信したいなぁと思います。
先日、長野県南部で地震がありましたね。。
余震が続くと不安が続いたり、寝不足になったり、船酔いのような感じになったりするかもしれません、、、。
どうか皆様がご無事で過ごせますようにと願うばかりです。